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ザック・バラン第4回:天気のコノヤロー

自罰的、他罰的という言葉がある。

簡単に言うと、何かあると前者は自分のせいにする傾向が、後者はひとのせいにする傾向が強い。ちなみに僕は自罰的な人間だと思う。

問題が起こると全部自分が悪い気がする。本当は誰が善い悪いの問題じゃないとやっとわかってきたから、最近はまだマシだけど。

僕が住む大阪は、今日は最高にわけのわからん天気だ。朝はどしゃぶりの雨だったのに、昼間になったら雲一つない晴天。こういう日はみんな喜ぶんだろうが、僕みたいな精神障害がある人はそうはいかない。

天気や気圧の急激な変化が精神疾患に悪影響を与えるのは、ちゃんとした調査や研究があるのかは知らんが、主治医も「そう訴える患者さんは多い」と言っていたし、僕自身もそうだと感じている。

世の中、「健常者」といっていいか定かではないが、まあここでは薬を飲まんくてもまともな精神を保てる人とでもしておこう。そういう人たちは雨を楽しもうとするし、雅なものだと感じることができる。そう努めようとする。

それはそれでいい。でも、それは彼らの生き方。ひとの生き方。僕のものじゃない。

天気がおかしな日、僕の調子も狂いだす。今日も夕方になってやっとまともに活動できているくらいだ。朝の7時から目は覚めていたけどね。

他人のせいにするのはよくないけど、天気のせいにするのはいいと思う。

だから僕は天気が悪い日、「天気クソヤローコノヤロー」と思いっきり地球レベルで他罰的になる。こんな日限定でね。

そんで、だるさを感じつつベッドで横になりながら、音楽を流しっぱなしにする。気が向いたら英語のラジオを聴いたり、イタリア語の勉強をしたりする。いま僕がやっている勉強のほとんどがスマホのアプリで済むのは助かる。テクノロジー最高。

アドバイスというより、「よ、よかったら参考にしてください…」ぐらいの勢いで言うけど、同じように精神疾患・障害、特に僕と同じ統合失調感情障害や双極性障害を持っている人は、こういう日はできる限りダラダラするといい。

さらにお勧めなのが、「ながら」作業だ。ベッドに横になっててスマホをいじることそれ自体は構わないけど、スマホに集中し過ぎるとエネルギー消費が激しくなる。

だからちょっと小さいボリュームで音楽を流しっぱなしにしたりするといい。

しかも歌より楽器だけのインストゥルメンタルの方が「言葉」の情報で頭が疲れないからベターだ。そしてナカドマリはインストアルバムをたくさん出している。宣伝だ。

自分を責めるのも、ひとのせいにするのもよくない。

何が正しいか、悪いかなんて議論は、少なくともパーソナルな世界ではあまり必要ないと僕は思う。

だから善悪を決めず、こういう日は天気のせいにしよう。天気を責めるというより、そう、あれだ、運動会。

運動会が雨で延期になったら「天気コノヤロー」となるが、でも「低気圧ぶっ殺してやる!」なんて話にはならないだろう。「天気コノヤロー、まあでも仕方ない」くらいの感じだよね。

そうそう、まさにそれ。

今日は運動会が延期になった。まあでも、仕方ないよね。


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