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ザック・バラン第3回:当たりハズレな人々

僕自身は違うが、母がクリスチャンということもあってか、僕はあまり宗教とか信仰とかそういった類のものに抵抗はない。入信しようとは思わないが、自分の主義によっぽど合わないことがなければ否定も肯定もしない。

大阪に来てからどういう繋がりか知らんが、いわゆるスピリチュアル系の占い師にタダで見てもらったことがある。なんかとってもすごい人でかなり有名人と聞いたが、そんなのはどうでもいいというか、その占い師を崇めている人が「有名かどうか」という俗っぽいものに関心が高いのがちょっと笑えた。

そんで、その占い師は見事にハズレなことばかり言ってた。僕は当たってるふりをしてたけど。

確か「部屋が汚れているのが見えるから綺麗にして聖域にすべき」みたいなことを言われたが、僕は大阪に来て数回引っ越しているものの、どの家でも綺麗にしていた。洗濯は毎日するし、掃除機だってしょっちゅうかけるし、食器も使ったらすぐ洗うし、書類も種類別にファイルに分けて整理してある。

聖域どころか天国だ。

あと、カルマや過去がどうこう言われたが、それを言い出したら僕の人生は業だらけだ。母方の祖父の家にある家系図をたどると、僕は不思議なことに源氏と繋がる。しかも活躍した人じゃなく、配流になった源氏。

おまけに父親はぶっ飛んでるし、父親の父親もぶっ飛んでたそうだし、過去の清算なんてそう容易く人に向かって言うもんじゃないと僕はその時ちょっとイラついた。

「僕、ゲイで子どもつくらないので、僕で僕の過去は途絶えるんじゃないですか」と軽い気持ちで言ってみたら、突然のカミングアウトに占い師含めその信者たちも唖然としていた。そっからはなぜか気まずそうに話を逸らされた。僕が激しめのLGBTアクティビストだったらネットニュースに仕立て上げただろう。

占いとは違うが、当たりまくってスゲーと思った人もいる。台湾の足つぼマッサージの人だ。かなり前に施術を受けてどこの誰かも今は覚えていないが、とりあえず「性器と頭が不調」と言われたので、そこのツボをそりゃもう涙が出るほどグリグリ押してもらった。

そっからどうやら僕の二つの器官は抜群によい。

つぼとかチャクラというのも、占いというのも同じジャンルだと僕は思っているが、そこにもいろんな人がいる。

当たりハズレはどこにでもある。


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